2019年4月30日火曜日

エルシノア MT250 オーバーフロー

これで、平成の最後の仕事になりました。
平成にはいろんなことがありましたね。
平和な時だったとニュースで聞きましたが
そうでしたか? 震災がたくさんあったり
とても平和だったとは思えないです。

昭和のオートバイ、 ホンダ エルシノア250 K0。
60歳近いワタシが小学生の低学年の時
マックゥインさんがエルシノアのレーサーのCR250Mで
走るCMをみたことがあります。
子供ながらに、かっこいいー! と思いました。
古いオートバイは、個性があり魅力的です。

今回は、キャブレターのOH後、それほども経ってないのに
オーバーフローしてガレージがガソリンくさい って事での
修理依頼でした。
空けてみると、フロートバルブには爪がかかるほどの段付きが出来てます。
最近に修理されたとの事なのに、なんでだろう?  
普通、2年ぐらい過ぎてても、そんな段付きにはなりません。
取付などは何もおかしなところはありませんでした。
原因は相当な角度に傾くサイドスタンドかもしれません。

フロートバルブはASSYで交換し、正立させて保管できるように
レーシングスタンドを制作して様子をみました。
二日間放置後、漏れが無いことを確認しました。
簡易的にサイドスタンドもなおし、キャブレターのドレンホースなども
取り付け明日納車してきます。
サイドスタンドの根本的な修理は、結構手間と時間がかかるので
次回には、そちらも直したいと思います。