2020年12月31日木曜日

年内最後の仕事 トライアンフ ボンネビル ’69

今年もあと数時間です。 一年ありがとうございました。 1969年 トライアンフ ボンネビル クラッチ、ミッションの異常でお預かりいたしました。 なんと赤まるで囲んでいる部品が、ギヤボックス内に落ちていました。 ギヤで噛んだりしたら、大変なことになるので 開けてよかったと思いました。 クラッチ、ミッション共に調子よくなりました。 来年も、よろしくお願いいたします。

2020年12月7日月曜日

BMW R100RS '76 貴重なオリジナル

こんにちは。 12月になりましたね。 恒例のフレーズ あえて言わせてください。 「一年早いですねー」 1976年製の BMW R100RS が車検と修理に入りました。 このモデルの初年度モデルで日本には30台ほど入ってきたそうです。 高校生の時に「オートバイ」とかの雑誌で見たオートバイです。 素晴らしいことに、全くのオリジナルを維持しています。 12年動かしてなく最後の日は、エンジンはかからなかったそうです。 結局点火系を一新し、ブレーキキャリパーなどもOHしました。 点火系は初期モデルなのでポイントにガバナーで進角させています。 クラッチが錆びていたようで部品が入荷後交換いたします。 まずは車検を受け走れるようにしました。 BMWのサイドカーと一緒に試運転です。 最近思うのですが、はやりオートバイのカスタムはやりすぎないほうが良い。 マフラー・ウインカーなどの多少の変更はよいと思うのですが 設計者の思想も無視したような、極端な改造はあまり感心しないのです。 古いオートバイは、その時代のその国の工業製品としての証です。 設計者などの思いがいっぱい詰まっている気がします。 それを無視した過激なものは、冒涜しているような気がします。