2020年12月7日月曜日

BMW R100RS '76 貴重なオリジナル

こんにちは。 12月になりましたね。 恒例のフレーズ あえて言わせてください。 「一年早いですねー」 1976年製の BMW R100RS が車検と修理に入りました。 このモデルの初年度モデルで日本には30台ほど入ってきたそうです。 高校生の時に「オートバイ」とかの雑誌で見たオートバイです。 素晴らしいことに、全くのオリジナルを維持しています。 12年動かしてなく最後の日は、エンジンはかからなかったそうです。 結局点火系を一新し、ブレーキキャリパーなどもOHしました。 点火系は初期モデルなのでポイントにガバナーで進角させています。 クラッチが錆びていたようで部品が入荷後交換いたします。 まずは車検を受け走れるようにしました。 BMWのサイドカーと一緒に試運転です。 最近思うのですが、はやりオートバイのカスタムはやりすぎないほうが良い。 マフラー・ウインカーなどの多少の変更はよいと思うのですが 設計者の思想も無視したような、極端な改造はあまり感心しないのです。 古いオートバイは、その時代のその国の工業製品としての証です。 設計者などの思いがいっぱい詰まっている気がします。 それを無視した過激なものは、冒涜しているような気がします。